統合失調症の娘の母のブログ

2018年一人暮らしの娘が突然統合失調症を発症。障害を持つ娘と暮らす母のblogです。

入院

最初の精神科で薬を飲み始めて2ヶ月。幻聴は続いているようだった。


その間、近くの工事の男が自分の悪口言ってるから警察に通報すると言ったり、ネットで自分の情報が流れいるのに国が法律をちゃんとしないから訴えるとか…。


さすがにその時ばかりは、普段距離を置いてる旦那が何とか説得してた。


次は何を言い出すのか毎日ハラハラ。




それでも薬の効果でボーっとしてる事が多くなった。そういう状態の頃、紹介された病院の担当の先生と面談、そこまで必要ないとは思うけどと言われながら、入院の話が進んだ。


娘は、

「入院ってどんなんだろう、合宿みたいな感じかな」と言うので


私は

「いや、色々な人がたくさん居るところだよ」


色々な人。

私にはそれを説明出来ない。

だってそこに娘が入ってるのではないか


病院の先生は最初は入院に否定的だったが、薬の調整(量を増やしてみる)のためにいいだろうとの事。



一体何が正解で何が一番良い事なのかわからない。とにかく娘のやりたい事をさせるしかないんじゃないか。



そして入院した。

入院を望む娘


保健所から引き取ったワンコ。ゆづと名付けた。



迷子で保護されたのに飼い主さんから連絡なし。



でも可愛がられてたと思う。とってもいい子だ。



娘は毎日散歩に出た。うちにじっとしてられなかったりするから。



犬との散歩は出来なかった。



精神的に不安定で犬の歩調に合わせられないんだとわかった。




それでも犬がうちにいる事で確実に会話や笑顔が増えた。引き取って本当に良かった。



でも娘の病気の症状は変わらない。


病院の先生から入院という事を聞いたらしく 、ある日、入院してみたいと言い出した。



そして入院出来る大きな病院へ紹介してもらい転院した。

犬が必要な人間と家が必要な犬

2018年11月



娘が1人暮らしする前に、

1番可愛いがってた犬が亡くなった。



4匹いた子たち(Mダックス)は

皆年が近くて、16才で順番に見送った。



最後の子は2018年4月、離れて住んでいた娘の不調はその頃から。



我が家は犬がいなくなって会話がなくなった。



私は何とか楽しい話題を探したが気持ちは落ち込み苦しかった。



病院を探し薬を飲み始めたが、娘はあまり強い薬を飲むのは嫌だと言った。副作用の心配だった。



娘の症状はあまり変わらなかった。

幻聴、被害妄想、1人で風呂やトイレが怖いと言う。



私の心がくじけそうだった。



生活を変えたかった。

また犬を飼おうかと思い始めた。



家を必要としている犬。

保護犬。



そして保健所で見つけたMダックスの女の子。譲渡対象のその犬を旦那と娘と3人で迎えに行った。